2016年 01月 07日
今日中とか明日午前中までとかの仕事が困るのは会社員も同じ |
無理な締め切り設定の依頼を頻繁にされるということは、なんとしてでも間に合わす人がかなりいるということでしょう。
文句を言わずに対応する。すごいですね。採択に関わるものとかお金の話とかだと、「締め切りに間に合わないならあげない。欲しくないなら出さなくていいよ」となってしまう。欲しいに決まってる。困る。だから必死に間に合わす。
でも待って。
たった1日の検討で徹夜で仕上げたものに責任もてますか?その程度の質の書類を出すならその程度の結果しか期待できないのではないですか?
担当者が自分の時間を取るために締め切りは早く言って、置いておかれる場合もある。事実上の最終提出にはまだ時間がある場合もある。なぜその急な締め切り設定で依頼されなきゃいけないのか、理由を知りたくなる。
本当にその締め切りでいいんですか?正しく仕事してほしいなら締め切りの設定は最重要ですよ!
締め切りを言う方も言われる方も、賢くなろう。
仕事や締め切りを言われなくても状況を感じて「そろそろだな」と用意しておくのが一番賢い。それでも個人じゃないんだし、アンテア張ってる人ができても、知らなくてできない人もいる。共同作業だから余計に各担当の作業時間を考慮したアナウンスは大切になるだろう。
無理に対応していると無理が当たり前になっちゃうから
たまには断ってみることも必要。言うと締め切り延ばしてくれたりするから。交渉ごとなのだ。大切なのは礼儀正しく言うこと。伝えること。
文句を言うと自分が苦しくなる。文句を言わずにやる人もいると自分はできない人になってしまう。だから感情からの文句じゃなくて仕事の質、他の作業との兼ね合い優先順位、時間が限られているという事実を伝えること。
誰も嫌な奴になりたくない。話が分かり柔軟に無理を聞いてくれるのが優秀な仕事人ならそうなりたいとも思う。しかしいつもじゃない、いつも無理して引き受ける奴は逆効果だ。依頼者と作業者両方の質を下げる結果となる。「無理なら無理」と言うのが優秀な人材だ。
本当に無理を引き受けるのはここぞというときだけだ。
そうじゃないと組織全体が無理強いするところになる。
マネージャーには分かってほしい。きっと分かっているはずだ。
by yanosachiko
| 2016-01-07 10:28
| 仕事
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Comments(2)
Commented
at 2016-01-11 18:35
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
yanosachiko at 2016-01-12 09:38
さすが大先生。締め切り設定が悪いから出せないんだ!って堂々と言えそうですよね。
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