体長1mmの小さな生き物「線虫」の筋肉も宇宙で育てるとやせ細ることを発見
http://sorae.jp/030201/2016_01_23_senchu.html
JAXAと東北大の共同研究の結果が論文になりました。
宇宙では線虫の細胞の中の骨組みが減り、宇宙では線虫の動きも少なくなった。
これは2004年と2009年の宇宙実験の結果ですが、この後、2015年にもさらに2回の宇宙実験をしています。宇宙で世代交代したらどうなるか?筋肉だけじゃなく、寿命に着目した実験もしています。
人間ではしにくい実験も小さくてたくさん培養できる線虫という生き物の特徴を活かしました。
宇宙実験は貴重なチャンス。地上での準備や実施自体に手間がかかりますが、何度も何度もトライしてその結果を確かなものだとして発表できました。
2015年の実験の結果も合わせて報告できることでしょう。これで終わりではありません。さらなる結果も楽しみにして下さい。
Image Credit: JAXA