2017年 09月 22日
学会の特別企画オーガナイザーの大役を終えて |
日本宇宙生物科学会の31回大会の学会特別企画シンポジウムのオーガナイザーと座長の大役を終えました。
私の今日の役割は自分の研究紹介、月面農場と有人宇宙計画を主題にした理由と5人の演者を紹介し、シンポジウムの進行をすること。会場との質疑応答を取り仕切ること。
昨年は30周年記念シンポジウム企画進行の大役を任され、多くの先生のご協力のもと、無事終えることができました。今回は昨年より小さい規模ですが、それでも特別企画として目玉のプログラムになっています。
特別企画の提案から演者の依頼、抄録を確認して当日の進行を考えました。
せっかくなので自分も発表をすることにしてストーリーを練りました。
おかげさまで大好評でした。
おもしろかった、普段聞けない話が聞けた、アイデアが湧いた、月面を初めてイメージした、など、発想を広げるお役に立てだと思います。
そして様々な先生方と新しくお知り合いになれましたし
研究の話もできました。顔も覚えてもらったと思います。
宇宙だけでなく地上にも活かせる技術提案を、ということで、いくつかの企業も参加しています。
私が企画の座長として完全にリードして進行したり、臨機応変にまとめをいったりするのは、実は初めてだったかも。
そう。先週の週末は、進行を考えるのに時間を使いました。
直前、「私が進行できるのかな、大役を引き受けるなんて大胆だった」と反省しました。プログラムには4つあるシンポジウムのうちの1つに私の名前がデカデカと載っています。畏れ多くて泣きたくなります。
もうあとには引けません。逃げ出したくなるのをこらえて、流れを紙に書いて何度も練習しました。
学会の発表の練習しますか?
私はします。
まだ怖いから、練習します。時間も計ります。
本番は、練習した通りにはならないので、多少変わってしまいますが、それでも練習していれば、落ち着いて登壇できます。それで何とかうまくいくのです。
逃げ出したくなる気持ちを抑えるには練習しかないです。
不安な時間を過ごすより、練習すれば、落ち着いて本番を迎えられます。
この積み重ねで、「慣れ」ていくのだと思います。
できる人はいい。
私は、やっぱり、準備する派です。
一つのことを終え、自分が確実に進歩してる実感があるもの。
「良かったよ」って言ってもらえたらそりゃ嬉しいし報われる。
けど、本当にうれしいのは、ちゃんと満足いくことができた、という自分の実感があること。それが今日はある。本当にやって良かった。
でもそれでもこのまま満足し続けてはいけない。
書き物に残すとか
活動内容やテクニカルなことをまとめて報告するとか
何らかの記録にしていきたい。
自分がやったことを、わかる形で残さないと
シンポジウムやったってだけでは足りない。
今日のところは満足して、大役を終えたことを実感する。もしかしたら得意かも?と自信がついてくるものです。
by yanosachiko
| 2017-09-22 19:05
| 仕事
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