勉強に付き合いますか? |
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2017年 10月 15日
中学3年生の上の子と6年生の真ん中の子。
夏休みの宿題に付き合い、中間テストの勉強に付き合い、そのせいか、上の子は順位が上がった。 数学が楽しいというようになった。 ところがこの数週間、私も疲れていて夜は夕食と自分のことで精一杯。 週末もPTAや自分のことばかりで子供の勉強に付き合うのは休んでいた。 夏休み後に上がった上の子の成績は、また下がった。 こんな感じだと、母親のがんばりが子の成績に影響しているのではないかと、不安になる。 子の成績が自分の通知表のような気がして ひどく落ち込んでしまった。 もっと見てやれば良かった 計画を立てさせてチェックすれば良かった でもできなかった。 勉強に付き合えないという気持ちが自分を苦しめる。 なら付き合うひとを外注するとか 勉強に付き合わなくても勉強する癖をつけさせるとか 何かしらできたことはあるはずだ。 しかしそれをするにも時間がかかる。 子を持った以上、ある時期には 子供に向き合う時間はどうしても捻出しなければならない。 親は自分のことばかり見ないで 子供のことも見てやらなければならない。 話を聞いてやり 掃除に付き合い 買い物に付き合い 勉強に付き合う それは外で働いて収入を得ることと同じくらい大変で時間のかかる作業だ。 父親も主体的に情報収集や子供へ話し、働きかけをして欲しい。 何よりも母親のがんばりが子供の勉強意欲に影響すると実感してしまうと 母親は後ろめたさを感じざるを得ない 全部には付き合えない 程度さえ個人に任されているのだ。 時間の全てをつぎ込むことはできない中で 私ができるのは せめて子供の邪魔をしないように おおらかに、好きなことを制限しないでやらせてやることくらいだ。 今まで付き合う状況を十分に作ってこなかったのが悔やまれる。 遠距離通勤を受け入れ PTA会長を引き受け 海外出張に行く。 なんて母親だ。 一生懸命な姿を見せれば 子供だって学んでくれる。 そんな風に思っていた。 それで呑気に世のため人のため組織のためになることを 身を粉にして自分の時間を捧げ 子供のことはちょっと置いていた。 その結果が成績低下 成績だけが全てではないと言われても 突きつけられた判定。自分ならショックで机にかじりつくところ 子供は呑気に笑っている。「可能性はあるって意味だよ」 それはそれでうらやましいほどのポジティブシンキングだ。 それでも子供を持てたのだ。 忙しくも楽しい毎日。 私は楽しく生きてきたことを否定された気がして落ち込んだ。 私はいったい、これまで何をしてきたのかと。 もしかしてもっと苦しまなくてはいけなかったのかと 今更ながら自分を省みてしまった。これで良かったのか。しかしこうしてきたのは私だ。 無理に抑えることなんてできない。 「試験に通ることが目的なのではないですよ。 勉強が嫌にならないように、ここまでやった、という気持ちになれるように、続けましょう」 と言ってくれた塾の先生に心から感謝する。 母親としてて生きることはとても重労働だ。 仕事を持つことで 母親の重責から逃れても 子の成績を見ればその成果を見せつけられる。 でも成績は人間の一部に過ぎない。 家族が元気で仲良く暮らしているならそれでいいじゃないかと自分に言い聞かせる。 未来の社会は誰もが生きやすい社会になって欲しい 誰もが生きがいを感じられ 自分の得意なことで誰かの役に立つ社会になって欲しい。 自分が得意なことを知り 何に時間をかけたいか ずっと続けられることは何か 自分で分かるようになる教育をしたい。 そして母親が自分を責めずに楽しく生きられる社会に。 それは子供の幸せにも、世界平和のためにもなるのだ。 私はこれからあと少し、勉強に付き合う時間を取ろうと思う。
by yanosachiko
| 2017-10-15 13:49
| 子供
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