2015年 05月 26日
加速する火曜日 |
審査会という名の、裁判みたいな会議があります。
今日は安全審査会。
宇宙に機材を持っていく。機材の操作中に宇宙飛行士にケガをさせてはいけない。
安全に気をつけて作ってます。
自分で安全だと思ってるだけじゃダメで、ホントに安全かを多角的に審査する会議です。
私は持っていく生物試料の担当であると同時に、試料を入れる機材の担当でもあるので、丸ごと審査される側です。
審査される側は、その安全を客観的に証明すべくテストして、結果を文書に書きます。英語です。(全部自分で書く訳ではなく手分けします)
それを安全の専門家に見てもらい承認をもらいます。
時にはその証明方法に異議を唱えられることもあり。
そんな時はテストをやり直すか、説明の問題なら書き直したりしますが、これでいいんだ、なぜなら…と主張して、安全を認められることもあります。
今日はその審査会だったんですが、
いくつか文書の説明を直すことを条件に、承認をもらいました。
やった!
魂と魂のぶつかり合いというか、技術説明のぶつかり合いで、激しい議論の末の承認。
私はとても好きな瞬間です。
無罪を勝ちとった気分です。
正確には条件つき無罪なんだけど。
こういう苦労ならいくらでもできるな。
こうして打ち上げるためのステップを一歩一歩上がっていきます。
そして会議後の話。
今日の矢野さんの説明、迫力あったね。とお褒め?の言葉をいただきました。
執念でしょうか。
打ち上げるために技術テストしてきた課程は間違ってないから説明する。誤解があるなら解かなければ。
私には説明する義務があるから。
執念が迫力に感じられたなら、誉め言葉です。
いや、私、たまに恐いという説もあるけど…
優しいお母さんなんだけど。
今日は褒められたということにしておきましょう!
おめでとう!
そしてチームメンバーの皆さん、いつもありがとうございます!引き続き頑張りましょう!
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by yanosachiko
| 2015-05-26 19:35
| 仕事
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