2016年 06月 05日
外に出て分かったこと |
別機関で働くようになって3日目。私って、やっぱり狭い範囲で生きてきたんだなと思いました。
贈る言葉では「視野を広げなさい」と言われたけど、視野が狭い?いや、私は周りを見る努力はしているし、いつも外をみる気持ちは忘れてないよ、と思ってた。
でも出てみたら分かった。
私って毎年同じ講演を引き受けてるわ…
改めて経歴を書いていて気がついたんだ。
これまで別分野のアウトプットが足りなかった。そう簡単に別分野の話なんてできないし、内容は最新にしてるし、全く同じ話にしてるわけではない。
でも講演タイトルはいつも「宇宙のいきもの」関連。当たり前だけど、十分に時間をかけて練った講演のネタで、何年かやってきた。論文は本当に助けられながら。実験説明も見て意見くれるひとがいたから書けた。
本業の宇宙実験の準備の合間にせっせとアウトプットのチャンスを作っていた。でも全て「宇宙という狭い分野」
地上への展開は?
そもそもなぜ宇宙での研究が必要なの?
そんなつながりが説明できていたか、というところに気がついたんだ。
当然、本業にも工夫が必要だし、講演は宇宙や仕事やキャリヤを話して喜んでもらえるなら、と思って頼まれるかぎり続けてますが、新しくかえていかなきゃ飽きられる。
本業が忙しすぎて、力を入れるべき研究ができてなかった、みたいに感じる。
これからは新しく仕入れたネタを着々とお披露目できるよう、せっせと握ります。最初はポロポロ落っこちるかもね。
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by yanosachiko
| 2016-06-05 02:51
| 仕事
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