知り合ったばかりでもないのに名前の矢野を間違われ、訂正したのに書類にも間違ったまま書かれていた。
私は矢野です。と言ったのにも関わらず、気がつかない。その適当さが信じられない。
でもね、私もハッキリ「あなたは間違っています、私は矢野です」と言ったわけではない。
真っ向から訂正したら失礼かな、わかってくれるだろ、と控えめに「矢野です」とさりげなくメールしただけだった。分かってくれると思った私が甘い。
人のことは意外といいかげん。
逆に自分は自意識過剰だ。
人のことは自分が思うほどには気にしていない。
このことから学んだのは、せめてやりとりした証拠は残しておこうということ。今回は書類を見てから訂正した。大ごとにはならなかったが、いつかもっと大きなことを間違われる、そんな不安を掻き立てられる出来事だった。人は間違う。だから見直そう。
礼儀として、せめてひとの名前は間違わないようにしよう。
間違われたら、訂正しよう。
ただそれだけのこと。